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女医・医療関係者
良い矯正歯科とは何なのか?
輝く女性の生き方図鑑 Vol.43
30代 矯正歯科クリニック院長
  

今日は、じゅん矯正歯科クリニックの院長 阿部純子さんのご紹介。
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すらりと背が高く、色白美人の純子さん。
女性で開業されていて、でも控えめで...、とても賢く... そんな第一印象。
が...、お話していくと、私と同い年の猪突猛進の亥年生まれ 。
こうと決めたらまっしぐらに突き進む
負けず嫌いで大胆な一面がちらりちらりと垣間見られ、そんなギャップがむしろ素敵だ。 7歳の頃、自転車でこけて前歯を折った経験があるという純子さん。
大分の田舎で、当時は"歯医者さん"といえば、痛い所を治す場所。
技術もまだあまり進んでいなかったのか、詳しい説明もないまま治療。
ひどく膿み、痛みも半端ではなく... イタイ思い出として残った。


その後、高校生になり、合わなくなったさし歯を作りなおすために訪れた
別の歯医者さんは、個室もあり、治療説明もとても丁寧。
子どもながらに、技術も高く、とても丁寧に治療してもらっているのを感じた。
歯医者に対するイメージもがらりと変わる。
「これからの時代は、女性も手に職をつけて働かなくては」と
ちょうど進路を考えていた時期だったこともあり
歯科医を目指そうと思うようになる。



その後大学の歯学部に進学。
尊敬できる素晴らしい先生との出会いもあり、
その後は、まっしぐらに矯正歯科の道へ突き進む。
それ以来、「良い矯正歯科になりたい」そんな強い思いだけで
ほとんど休むことなく、突っ走ってきた。
2つの歯医者の技術の差を子どもながらに身をもって経験していたからかもしれない。
より高い技術を身につけるための努力に惜しむことなく時間を注いだ。



歯学部卒業後は、大学の矯正科に7年弱勤務。 
患者さんの治療や、後には後輩の指導もしていたのに
その間は、授業料を払わなければならず
昼間は大学勤務。夜や土日は歯科のアルバイトをして生計を立てる。
「とにかく上手くなりたい」「良い矯正歯科になりたい」
更に時間の許す限り勉強会などにも参加した。
それでも初めの数年は全然自信が持てず、
そんな気持ちを補うために、更に勉強する... その繰り返し。
20代は、地元九州で働きながら猛烈に勉強する毎日だった。
それでも、そんな生活が楽しかったというからすごい。



30代にさしかかる頃、
患者さんの治療、後輩の指導、学会での発表などの経験を積み
そろそろ就職をしようかと考えていた純子さんに嬉しい声がかかる。
以前からとても尊敬していた大阪高槻の河合矯正歯科クリニックの
河合先生から「うちに来ないか?」と声をかけてもらう。
「働くなら腕の良い先生のもとで」と決めていた。
即決で返事をする。
九州から大阪へ移る不安がよぎる間もなく
2ヶ月後には大阪へ来ていた。

正に、猪突猛進。


素晴らしい歯医者のもとで仕事をして、お給料ももらって、勉強もできる。
もともと休みがないのが普通だったし、嬉しくて、楽しくて
特に初めの数年は、休みの日でも毎日クリニックへ足を運んだ。
毎日がとても充実していた。


20代から30代にかけて、より高い技術を求め、
職人さんのようにひた走ってきた純子さん。
技術への自信はついたが、ある頃から本質的なことを考えるようになる。
「誰のための矯正治療なのか」「何のためにこの仕事をしているのか」
ずっと目指してきた「良い矯正歯科とは何なのか?」



純子さんにとって、一度は立ち止まって考えるべき大事な問題だったのだと思う。
立ち止まり、見つめ直すためクリニックを一旦辞める。


歯とは全く関係のないアルバイトをしながら
急に矯正歯科医が辞め困っているという
金沢で一般歯科を開業している知人に頼まれ
月2~3日に集中して矯正治療を担当する。


この2年は、純子さんにとって、とても大きな2年になった。
やっぱりこの仕事が好きだと確認もできたし
全て自分の責任で治療にあたり、自信にもなった。
何よりも、歯並びだけを診るのではなく
今まで以上に、 患者さんと人として向き合うことの大切さを感じた。
自分の目指したい治療の姿がしっかりと見えてきた。
そして、2009年2月にじゅん矯正歯科クリニックをオープンする。


女医さんで、技術レベルが高く、1人ひとりに丁寧に向き合ってくれる...
「美しい歯並びのための矯正治療」ではなく
「あなたが、自信をもって笑うことができる」そのための矯正治療。
長いお付き合いになる治療なら、信頼できる先生がいい。
「わたしなら、ここでお願いしたいし、友達にも勧めるよな」って思った。


大学進学から、ひたすら勉強を続けた18年。
そして、大事なことを考えた2年。
その両方があるからこそ、純子さんは素敵だ。


矯正治療の目的は、ビジュアル的な側面だけでなく
虫歯や歯周病予防など歯の健康を守るという側面も大きいのだとか。
まずは、一人でも多くの人に、正しい知識を知ってもらう...
そんなところからコツコツと取り組んでいきたいと思っているそうだ。
純子さんのお話、いろいろな人に聞いてもらいたいな。


純子さぁ~ん、素敵なお話をありがと~。



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