輝く女性の生き方図鑑 Vol.27
20代　ウェブクリエイター

今日は、WEBクリエイターの真美ちゃんのご紹介。　


以前、同じ職場の同僚だった真美ちゃんは
その仕事っぷりも、人柄も、大好きなデザイナーの一人だ。
今回久しぶりの再会で、なんと5時間近くも話し込んでしまった。。。



高校卒業後、大学の情報科学科へと進んだ真美ちゃん。
就職活動中に、ふと 「WEBデザイナーになろう」 と思い立つ。
銀行への就職内定を辞退し、両親に大反対されながらも
一度決意した真美ちゃんは、行動が早いし、意志も固い。
すぐに朝から晩までアルバイトを入れ、数か月で100万円を貯めて一人暮らしをスタート。
アルバイトをしながら、専門学校のグラフィクデザイン科で1年間勉強をする。 楽しいだけだった授業も、どんどん厳しくなり、
初めは40人いた生徒も卒業の頃には20人。
現在もデザイナーとして仕事を続けているのは5人程度なのだという。
その5人のうちの1人に、真美ちゃんも残っている。




専門学校の卒業が近づいてきた頃には、
WEBクリエイターの仕事の厳しさも感じ
この先、この仕事でやっていけるのかと自信をもてずにいたが
親に反対されても、自分の意志で頑張ってきたのに
ここで止めるわけにはいかない。
とにかく自分にできることから始めてみよう。
そう思い、制作会社ではなく、自社サイトを管理するような仕事に就く。
その後、入社した会社がクライアントのホームページの制作も始めるようになり
結果的には、お客さんのホームページのデザインにも数多く関わる。
数年後には、独立。現在はフリーで活躍中だ。




真美ちゃんは、デザイナーとしてはめずらしく！？
対人センスに優れていて、バランス感覚が良く、
直接お客さんとの打ち合わせもしているし
１つの作品を作り上げるために関わる人たちを
まとめるような役割もしている。
そして、どうすればより良いものができるのか
いつも研究している。





自分は、楽しいことしかしない。
そうはっきり言う真美ちゃん。




こう書くと、とんだ「我がまま娘」のように聞こえなくもないが、そうじゃない。
人一倍周りの人への気配りもできるし、空気も読める
仕事への責任感も強い。



実は、真美ちゃんはWEBクリエイターだけど　デザインしかしない。
それは、会社勤めの間も、フリーになってからも変わらない。
ウェブ全般の知識は、もちろんあるけど
自分はデザインをすると決めている。
それ以外のことは
（デザインしたものをホームページとしてインターネットで見られるようにするなど）
周りの人に任せている。




ただ会社勤めの頃から、
デザインのことは誰にも負けないくらい
勤務時間外にも自宅で勉強していた。
結果、　「デザインなら真美ちゃんに！！」　と言われるようになっていた。
独立するときも、「デザインだけでやっていけるの？」
そんな風に周りも心配したけど
逆に、デザインだけに集中して力を入れているからこそ
「デザインは、彼女にお願いしたい」　
そう言われる人になっているのだと思う。
自分の取り組む姿勢によっては
「我がまま」も「こだわり」になる。




「自分は楽しいことしかしない」という言葉は
「１つのことに全力をそそぐ」という彼女の生き方なのだと思う。




仕事の依頼に対しても
その想いに共感できれば、安い仕事も引き受けるし
想いに共感できなければ、どれだけお金を積まれても断る。
だからこそ、一度かかわったら、全力をそそぐ。



そんな彼女の仕事の仕方や人との関わり方が、
すごく好きだし、リスペクトしている。
そんな彼女だからこそ、20代でフリーになってからも
口コミで、たくさんの仕事の依頼が舞い込んでくるのだと思う。
どういう形になるかわからないけど
ず～っと一緒に何かできたら...と思える仲間だ。





以前にも紹介したが、孔子の言葉。

これを知る者はこれを好む者に如かず。
これを好む者はこれを楽しむ者に如かず。

知っているということよりも、好きということの方が優れているし
好きということよりも、楽しむことがの方が優れている...





話をしていて、またこの言葉を思い出した。

真美ちゃぁ～ん。素敵なお話ありがとうね～～～～～！！










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