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教える人・伝える人・導く人
自分や自分の周りの人が笑顔でいられるために。
輝く女性の生き方図鑑 Vol.55
30代 やまとなでしこ塾主宰


今日は、女性に笑顔と自信を!そんな想いから
やまとなでしこ塾を主宰している平岩裕子さんのご紹介。
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今回初めてお会いした裕子さん。
もと客室乗務員で、しかもマナーなどを教えておられると聞いていたので
ちょっと緊張気味に待ち合わせ場所へ...。
(マナーなど全くなっていない私。恥ずかしいし、気後れしそうな気がして...)
でも、お会いした裕子さんは、とっても柔らかい優しい印象。
上品な優しい笑顔がとっても素敵で、むしろ癒されたぁ~! 高校生の頃、初めて乗った全日空の飛行機で、ずっと調子が悪かった裕子さん。
その時対応してくれた客室乗務員の女性がとても素敵で
将来は客室乗務員に...と憧れの職業になっていたが
短大卒業後は、大手百貨店へ勤務することになる。
当時は現在よりも10キロ以上太っていて
客室乗務員の試験にチャレンジする以前に
自分の可能性の選択肢からすっかり消してしまっていた。



裕子さんには、理想の女性像があった。
それは、「いつも笑顔で、何でも受け入れられるような芯の強い女性」
20代前半で、結婚なんかも意識し始めた頃
「今の自分のままでは絶対ダメ」、そんな気がして
とにかく自分の力で一歩踏み出して何かを変えたい と
半年間語学研修のためにニュージーランドへ旅立つ。
ニュージーランドでの素晴らしい出会いや経験の数々。
それは、今まで比較的保守的に生きてきた裕子さんにとっては
とても大きな一歩だった。



帰国後は、人材派遣会社でアルバイトを始める。
毎日100人近くの登録者さんに電話をして、近況などを聞くのが仕事。
ほとんどは、自分より年上の人だったが
「こんな資格をとったから、生かせる仕事をしたい」など
どの人も、とても前向きに頑張っている。
同僚も、やりたいことを一生懸命やってきた人ばかり。
仕事をしながら、たくさんの刺激をもらう。



そんなある日、たまたま定員割れのために受講が可能になった
会社主催の研修に参加することになる。
「10年後の自分を探そう」そんなテーマ。
「10年後どうなりたいのか」そんなことをまる1日かけて見つめるような研修だった。
その当時の裕子さんは、10年後どうなりたいのか...なんて全くイメージできなかったが、
1日かけて自分自身を見つめていくことで
10年後は、自分の経験を生かして人に伝える人になる。
3~5年後は、強さやサービスの心を学ぶため客室乗務員になる 
と書いた。
ずっと昔に蓋をしてしまっていた夢を思い出した。



これをきっかけに、全日空の客室乗務員の中途採用試験にチャレンジすることを決意。
学校に行くお金はなかったので、本を買い勉強した。
同じように客室乗務員を目指していた職場の同僚が
いろいろな情報を教えてくれた。
派遣会社では、面接の仕事もするようになっていたので
そんな経験も生かされたのかもしれない。
裕子さんは、なんと1回のチャレンジで合格する。
専門学校に行く事もなく、なぜ1回で合格できたのか...
実際のところはもちろんわからないけれど
裕子さんは、こんなことを教えてくれた。
受験勉強をしながら
「なぜ全日空でないといけないのか」
「なんでこの会社に行きたいのか」
「なんでこの仕事をしたいのか」
「会社は何を求めているのか」

を徹底して考えたのだそう。
しっかりと自分自身を見つめ、いろいろな経験をしてきたからこそ
受験にも合格できたのではないかと思う。



客室乗務員の3年間は、厳しさもあるが、とにかく楽しかった。
常に完璧な仕事を目指していたので
前の日は眠れないくらいに緊張することもあったが
先輩にも恵まれ、たくさんの学びがあり、充実した3年間だった。



裕子さんは3年の契約更新を機に、客室乗務員を辞める。
なんで!?って周りの人からも言われたが
「10年後は、自分の経験を生かして人に伝える人になりたい。」
それが目標だったし、ちょうどテロが起きた時期とも重なり
将来のこと、家族のこと、自分自身のことなどいろいろなことを考え、退職を選んだ。
その後は、フットケアサロンに勤務したり、
健康管理士の資格をとってボランティアで活動したり
自分自身が派遣社員になってコールセンター、お弁当工場、
マーケティングや営業のアシスタント...など、様々な仕事を経験したり...
100人の前でマナー研修をする...そんな経験もした。
とにかく、いろいろな仕事を経験しておきたいという気持ちがあったので
どんなことでもチャレンジしてみた。




そして、そんなあらゆる経験を生かして
現在は、「やまとなでしこ塾」の開催。
社員研修などの講師業。
医療系人材紹介会社でのコーディネーター
などのお仕事をしている。
どのお仕事も、 自分に自信を持ち、笑顔になってもらうきっかけになれば...
そんな想いで取り組んでいる。
20代の頃にはコンプレックスがあり、自信もなかった。
それでも一歩踏み出し、いろいろな経験をして、失敗もして、学んで...
いろいろな経験をしてきたからこそ
今目の前にいる人の気持ちに、リアルに共感することができる。



この1年は、福島正伸先生に出会い
「夢をかなえる福島塾」「リーダー塾」に参加したことで
いろいろな人に出会い、蓋をしていた自分の可能性が更に広がった。
経営者の参加の多いこの塾に、裕子さんが自ら一歩踏み出したからこそ出会えた
素晴らしい仲間たちだ。
「迷ったら、GO!」そう話してくれた裕子さん。
裕子さん自身も今、誰かの一歩のきっかけになっているのだろう。
そして、「やまとなでしこ塾」は、一歩踏み出せずにいる女性たちの
第一歩のきっかけになる場所だと思う。
裕子さんが「10年後の自分」を考えるきっかけになった研修のように
なりたい自分をイメージして、自分自身を見つめるような場にもなるよう
現在カリキュラムを更にパワーアップさせるべく計画中なのだとか。



「やまとなでしこ塾」は、フォーマルな場所でのマナーを学ぶ場というよりも
自分や自分の周りの人が笑顔でいられるために
日常のお箸の使い方、お茶の入れ方、和室での立ち振る舞い、
メイクや足が綺麗に見えるスカートの長さ、などなど...
きっと毎日ちょっぴり意識することで、楽しくなり、自信になり、笑顔になり...
そんな日々の楽しみを教えてくれる場所なのではないかな。

それは、裕子さんがお母さんの姿をみて覚えたことも多いのだとか。
わたしも、そんなことを背中で教えてあげられるお母さんになりたい!


裕子さんは、昔研修で紙に書いた
「自分の経験を生かして人に伝える人」
に今、なっている。
そして、更に自分の思い描くカタチを目指して、現在もGO!し続けている。
あなたは、10年後どうなっていたい?
コーノン、お前はどうなりたいんだ!?そう自分にも問いかけてみた。




わたしからしてみれば、正に「やまとなでしこ」のような裕子さん。
素敵なお話をありがと~~~~~!!



興味のある方は、是非「やまとなでしこ塾」に参加してみてくださいね。
お友だちとのランチ♪くらいの感覚で、気軽に参加できて
今よりも、きっと毎日が楽しくなると思いますよ~。
何よりも、優しい笑顔の裕子さんが待っています(^-^)

詳しくは裕子さんのブログから⇒




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