輝く女性の生き方図鑑 Vol.67
40代 株式会社ライン代表 2児の母
今日は、口コミで2000人のカラ―診断の実績をもつ境千珠佳さんのご紹介。
短大卒業後、高校の保健の先生になった千珠佳さん。
年齢も近い高校生を相手に、恋愛のこと、将来のこと、両親とのこと...
様々な悩みの相談を受け、プライベートな時間もなかなか持てないような
忙しい毎日を過ごしていた。
結婚をし、そろそろ子どもが欲しいなぁ...
そう思い始めた頃、自分には両立は難しいなぁ...と考え
８年勤務した仕事を辞める。
そして、その翌月には子どもを授かった。 一生仕事はしていたいなぁと思っていたけれど、
自分にとって何が大事で、何が一番かを考えた時
自分にとっての優先順位の一番は、お子さんだと思った千珠佳さん。
３歳までは自分で育てようと、子育てに専念する。
千珠佳さんは、いつも長いスパンで物事を考える。
そして、人と自分を比較しない。
だから、焦ることなく子育てに専念することができた。
実際に、千珠佳さんは10年のスパンで人生を考えていて
子育てに専念しながらも、子どもが幼稚園に入ったら
以前から興味があり、時々セミナーなどを受けていた
カラーの勉強を本格的に始めようと決めていた。
子どもの頃から、「色」が好きだった。
当時はカラーを学ぶのに、100万円くらいの費用が必要だったが
専業主婦だった千珠佳さん。
自分が好きで学ぶのに、ご主人のお金を使いたくないと思い
お子さんが幼稚園に入ると同時に、早朝４時から～７時まで
近所のパン屋さんへアルバイトに行く。
目標が定まったときの千珠佳さんのパワーはすごい。
１年くらいかけて費用を貯め、学校へ通い
卒業してすぐに、自宅の１室を使いカラー診断を始める。
初めの30人までは無料で...、次の50人までは5000円で...
そんな感じで友人たちから始めたカラー診断だが
口コミでどんどん広がっていった。
人がとにかく好きで、喜んでもらいたいという気持ちの強い千珠佳さん。
「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しかった。
その後、大学時代の友人が偶然同じようにカラーを学んでいたことがわかり
2人で一緒に仕事をしていくことになる。
信頼しあっている２人だからこそ、
新しい仕事にも挑戦していけたし、仕事の幅も徐々に広がっていった。
順調に仕事も増え、すべてが上手く進んでいるように思えた矢先、
33歳で二人目のお子さんを出産した千珠佳さんを、病が襲う。
出産から2ヶ月がたった頃、身体中が青ずんできていることに気づいた。
ちょっと身体をぶつけただけでも、青くなる自分の身体に異変を感じながらも
子どもと離れたくない...、半年間は母乳をあげたい...
そんな想いでずっと我慢をしていたが
やがて立っていることすらできなくなり、
ある日救急車で運ばれ、即入院。
世界で数十人。日本では数人の患者さんしかいない難病であることがわかる。
それから５年間、助かる保証もないままに、壮絶な闘病生活が続く。
子どもに会うこともできず、何ひとつ思うようにすることができない辛い日々。
そして、更に追い討ちをかけるように
この闘病生活の間に、ご主人の女性問題が発覚する。
それでも、もし万が一自分が亡くなってしまったら...
子どものことを考え、ぐっと我慢を続けた千珠佳さん。
誰かに何かを相談すれば、
自分の感情を抑えられなくなりそうで
いろいろな感情を押し殺して、誰にも相談せず、誰にも言わず、
「今日は今日、明日は明日、一生こういう状態は続かない」と自分に言い聞かせ
ぐっと精神状態を保ち、こらえ続けた。
５年の闘病生活を終え、完治してすぐに離婚届を提出しようと役所へ行って初めて
既にご主人に離婚されていたことを知る。
上のお子さんが10歳。下のお子さんが5歳。
ご主人には、全く未練もない。
むしろ気持ちはさっぱりとして、
「私と子どもと3人で楽しく生きていこう」
「子どもたちを養っていける自分になろう」
そう覚悟を決めた。
本当に強い女性だなと思う。
これからの人生や仕事について考えていた頃
ちょうど私学の養護教諭にと声をかけてもらった。
カラーの仕事で生きていくのか、養護教諭で生きていくのか...
すごく迷ったし、周りからは養護教諭を強く勧められたが
安定よりも可能性を選びたい...、そんな想いでカラーの道へと進む決意をする。
そこにどんな可能性があるのか、全く未知数ではあったが
自分の頑張りや出会いによって広がる、そんな自分の可能性を信じたいと思った。
昨年には、株式会社を設立。
ずっと一緒に仕事をしてきた大学時代からの友人を含めて
スタッフは現在4名。
パーソナルカラー診断はもちろん、年間スタイリスト契約、お買いもの同行サービス、
そして企業セミナーなど業務の幅も広げている。
初めてカラー診断をした時から、
常にお客さんが何を求めているのか
そのために何をすればよいのか...
をいつも考えてきた。
お客様の想いに合わせて、千珠佳さん自身もチャレンジし、成長を続けてきた。
「満足度を上げる努力を惜しまない」
その姿勢は、今も昔も変わらない。
だからこそ、口コミ2000人という実績が築かれたのだろう。
そんな千珠佳さんだからこそ、お客さんが集まってくるのだと思う。
今後は、千珠佳さん自身がお仕事を口コミで増やしてきたスキルを生かし、
接客をお仕事とする人たちがコミュニケーション能力を高め
提案型の接客ができるよう...
接客のレベルをもっと向上させることができるよう...
そんなサポートもしていきたいのだとか。
そしていずれは、カラー、服、髪型、ネイル...など
総合的に全身をコーディネートできるような場所をつくること。
それが、夢だ。
どんなことからも逃げずに、自分で決めて、自分で道を拓いてきた千珠佳さん。
大変なことは、まだまだいっぱいあるけれど
今が一番自分らしく生きることができている
そう笑顔で語ってくれた。
壮絶な人生を乗り越え、自ら道を切り拓いてきた...
そんな人生を経て築かれた
明るさ、強さ、温かさ...
そして、包み込むような包容力をお持ちの千珠佳さん。
お母さんとしてのお話もとても素敵で
お話をして、すっかり大ファンになってしまった。
千珠佳さぁ～ん、素敵なお話をありがと～～～～～！！
千珠佳さん、素敵！！って思われたら...
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40代 株式会社ライン代表 2児の母
今日は、口コミで2000人のカラ―診断の実績をもつ境千珠佳さんのご紹介。
短大卒業後、高校の保健の先生になった千珠佳さん。
年齢も近い高校生を相手に、恋愛のこと、将来のこと、両親とのこと...
様々な悩みの相談を受け、プライベートな時間もなかなか持てないような
忙しい毎日を過ごしていた。
結婚をし、そろそろ子どもが欲しいなぁ...
そう思い始めた頃、自分には両立は難しいなぁ...と考え
８年勤務した仕事を辞める。
そして、その翌月には子どもを授かった。 一生仕事はしていたいなぁと思っていたけれど、
自分にとって何が大事で、何が一番かを考えた時
自分にとっての優先順位の一番は、お子さんだと思った千珠佳さん。
３歳までは自分で育てようと、子育てに専念する。
千珠佳さんは、いつも長いスパンで物事を考える。
そして、人と自分を比較しない。
だから、焦ることなく子育てに専念することができた。
実際に、千珠佳さんは10年のスパンで人生を考えていて
子育てに専念しながらも、子どもが幼稚園に入ったら
以前から興味があり、時々セミナーなどを受けていた
カラーの勉強を本格的に始めようと決めていた。
子どもの頃から、「色」が好きだった。
当時はカラーを学ぶのに、100万円くらいの費用が必要だったが
専業主婦だった千珠佳さん。
自分が好きで学ぶのに、ご主人のお金を使いたくないと思い
お子さんが幼稚園に入ると同時に、早朝４時から～７時まで
近所のパン屋さんへアルバイトに行く。
目標が定まったときの千珠佳さんのパワーはすごい。
１年くらいかけて費用を貯め、学校へ通い
卒業してすぐに、自宅の１室を使いカラー診断を始める。
初めの30人までは無料で...、次の50人までは5000円で...
そんな感じで友人たちから始めたカラー診断だが
口コミでどんどん広がっていった。
人がとにかく好きで、喜んでもらいたいという気持ちの強い千珠佳さん。
「ありがとう」と言ってもらえることが嬉しかった。
その後、大学時代の友人が偶然同じようにカラーを学んでいたことがわかり
2人で一緒に仕事をしていくことになる。
信頼しあっている２人だからこそ、
新しい仕事にも挑戦していけたし、仕事の幅も徐々に広がっていった。
順調に仕事も増え、すべてが上手く進んでいるように思えた矢先、
33歳で二人目のお子さんを出産した千珠佳さんを、病が襲う。
出産から2ヶ月がたった頃、身体中が青ずんできていることに気づいた。
ちょっと身体をぶつけただけでも、青くなる自分の身体に異変を感じながらも
子どもと離れたくない...、半年間は母乳をあげたい...
そんな想いでずっと我慢をしていたが
やがて立っていることすらできなくなり、
ある日救急車で運ばれ、即入院。
世界で数十人。日本では数人の患者さんしかいない難病であることがわかる。
それから５年間、助かる保証もないままに、壮絶な闘病生活が続く。
子どもに会うこともできず、何ひとつ思うようにすることができない辛い日々。
そして、更に追い討ちをかけるように
この闘病生活の間に、ご主人の女性問題が発覚する。
それでも、もし万が一自分が亡くなってしまったら...
子どものことを考え、ぐっと我慢を続けた千珠佳さん。
誰かに何かを相談すれば、
自分の感情を抑えられなくなりそうで
いろいろな感情を押し殺して、誰にも相談せず、誰にも言わず、
「今日は今日、明日は明日、一生こういう状態は続かない」と自分に言い聞かせ
ぐっと精神状態を保ち、こらえ続けた。
５年の闘病生活を終え、完治してすぐに離婚届を提出しようと役所へ行って初めて
既にご主人に離婚されていたことを知る。
上のお子さんが10歳。下のお子さんが5歳。
ご主人には、全く未練もない。
むしろ気持ちはさっぱりとして、
「私と子どもと3人で楽しく生きていこう」
「子どもたちを養っていける自分になろう」
そう覚悟を決めた。
本当に強い女性だなと思う。
これからの人生や仕事について考えていた頃
ちょうど私学の養護教諭にと声をかけてもらった。
カラーの仕事で生きていくのか、養護教諭で生きていくのか...
すごく迷ったし、周りからは養護教諭を強く勧められたが
安定よりも可能性を選びたい...、そんな想いでカラーの道へと進む決意をする。
そこにどんな可能性があるのか、全く未知数ではあったが
自分の頑張りや出会いによって広がる、そんな自分の可能性を信じたいと思った。
昨年には、株式会社を設立。
ずっと一緒に仕事をしてきた大学時代からの友人を含めて
スタッフは現在4名。
パーソナルカラー診断はもちろん、年間スタイリスト契約、お買いもの同行サービス、
そして企業セミナーなど業務の幅も広げている。
初めてカラー診断をした時から、
常にお客さんが何を求めているのか
そのために何をすればよいのか...
をいつも考えてきた。
お客様の想いに合わせて、千珠佳さん自身もチャレンジし、成長を続けてきた。
「満足度を上げる努力を惜しまない」
その姿勢は、今も昔も変わらない。
だからこそ、口コミ2000人という実績が築かれたのだろう。
そんな千珠佳さんだからこそ、お客さんが集まってくるのだと思う。
今後は、千珠佳さん自身がお仕事を口コミで増やしてきたスキルを生かし、
接客をお仕事とする人たちがコミュニケーション能力を高め
提案型の接客ができるよう...
接客のレベルをもっと向上させることができるよう...
そんなサポートもしていきたいのだとか。
そしていずれは、カラー、服、髪型、ネイル...など
総合的に全身をコーディネートできるような場所をつくること。
それが、夢だ。
どんなことからも逃げずに、自分で決めて、自分で道を拓いてきた千珠佳さん。
大変なことは、まだまだいっぱいあるけれど
今が一番自分らしく生きることができている
そう笑顔で語ってくれた。
壮絶な人生を乗り越え、自ら道を切り拓いてきた...
そんな人生を経て築かれた
明るさ、強さ、温かさ...
そして、包み込むような包容力をお持ちの千珠佳さん。
お母さんとしてのお話もとても素敵で
お話をして、すっかり大ファンになってしまった。
千珠佳さぁ～ん、素敵なお話をありがと～～～～～！！
千珠佳さん、素敵！！って思われたら...
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