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新しいことへの挑戦
どんな人だって、自分オリジナルを見つけることができる。
輝く女性の生き方図鑑 Vol.80
40代 ディスプレイデザイナー キラキラ向上委員会代表 
未来を描くイラストレーター


今日は、ディスプレイデザイナー、キラキラ向上委員会代表、未来を描くイラストレーター...と、
様々な顔をもつキラキラ姉さん☆糸山順子さんのご紹介。
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18歳から26歳までお芝居の世界に没頭していたという順子さん。
養成学校で出会った仲間と共に小劇団をつくり
当時は、明けても暮れてもお芝居漬けの毎日。

大阪で会社勤めやアルバイトをしながら、
生活の中心をお芝居におき、練習や公演準備に日々追われていた。
小さい劇団だったので、練習も美術も大道具も全部自分たちでしなくてはならない。
練習はとても厳しく、とにかくハードで辛かったが
ひとたび舞台に立つと、そんなことはすべて忘れてしまうくらいに
強烈な気持ち良さと感動があり、

それは、言葉ではとても言い表せないくらいに楽しいものだった。
舞台での快感が忘れられず、またお芝居に打ち込む...そんな日々を過ごしていた。 そんな順子さんのお芝居に対する情熱も、25歳の頃から徐々に失われていく。
きっかけは、恋愛。
当時劇団を続けながら、広告代理店に勤めていた順子さん。
そこで出会った彼を追いかけて東京支店への移動を希望。
劇団は、しばらく休むことにした。
彼を追って、東京へ...
自分の直感を信じて、自ら幸せをつかむために積極的に行動する...
そんなすがすがしくすら感じる行動力が、
その後もずっと順子さんの人生をつくりあげていく。



東京で広告の撮影に立ち会った時に出会ったのが、
ディスプレイデザイナーという仕事だった。

昔からファッションや絵を描くこと、そして何かを作り上げるのが好きだった順子さん。
「これは、面白そう。私にもできるのではないか!」と思い立ち、
大阪へ帰るのを機に、ディスプレイデザイナーになろう!と決意する。
大阪では、会社勤めをしながらディスプレイの夜間学校に通った。
そして、ディスプレイ部門を立ち上げたばかりの会社に就職。
立ち上がったばかりの部門で、何も教えてもらえないような環境だったが、
やりたいことは、好きなようにやらせてもらえた。
順子さんは、試行錯誤で仕事をこなしながら経験を積んでいく。
バブルのさなかにあり、悩んでいる暇などないくらいに忙しく、
特に宝石店のディスプレイが得意な会社として、
会社自体も数年で急激に成長し、大きくなっていった。
順子さんのディスプレイデザイナー、デコレーターとしての経験は重宝がられ
たくさんのお客様の信頼を得ていく。

楽しく、充実した毎日を過ごしていた。



その後、29歳で結婚した順子さん。
旦那さんの実家である岡山へ帰るため、退社することに。
社長から「ディスプレイデザイナーとして、西日本を頼む」と言ってもらえるような円満退社。
それでも、独立を考えていたわけではなかったが
一番にかわいがってもらっていたお客さんから
「どうしても順子さんに担当を続けてもらいたい」という強い要望があり
そのお客さんのみ、継続して担当することになった。
お客さんからは、大阪にいた頃と変わらないペースで仕事の連絡が入り、
結局は、岡山で独立。
やがて、以前勤めていた会社の後輩にアルバイトとして手伝ってもらいながら
大阪の安い雑居ビルの1室を事務所として借り、
岡山と大阪を行き来しながら仕事をこなすようになった。

「独立しました」と周りの人たちにご挨拶状を出したり、
簡単なディスプレイキットをつくって、100通ほどのDMを送ってみたり、
少しアクションをおこしてみると、思っていた以上に反応があり、仕事が入ってきた。
まだ景気の良かった当時、順子さんの経験は重宝がられ、
仕事は順調に軌道にのっていった。



実は、この間に離婚も経験している順子さん。
この話で、2人ですご~く盛り上がってしまったのだが...
記事の中に加えると、長~くなりそうなので、詳細はまたの機会に。(^-^)



紹介とリピートだけで、順調に仕事を続けてきた順子さんだが、
5年くらい前からふと、このままではダメなのではないか...と思い始めるようになっていた。
仕事内容を考えると、年齢的・体力的にも不安を感じるし、
業界の将来性にも不安がある。
何か新しいことにも挑戦していかなければ...。
そんな風に思い始めたら、動かずにはいられないのが順子さん。
美容DVDの企画、ネット販売、パーソナルカラーの勉強...
とにかく、いろいろなものを試し、模索し始めた。



新しいものが大好き。
興味のあるものは、やってみなければ気がすまない。
そんなエネルギッシュな順子さんのパワーは、
こんな時、大いに発揮される。
「やってみてもいないのに、できないということはないと思うし、
『できない』って言われたら、『やってみたの?』って思う。」

そう語ってくれた順子さん。
もしダメでも、ダメだったなと思うだけ。
まして、何も挑戦していないのにマイナスを考えるなんて。
そんなことを一切考えず、やってみる。

それが順子流の人生の切り拓き方だ。




そんな順子さんに2年前の秋、転機が訪れる。
独立のきっかけを作ってくれた長年のお付き合いのお客さんから
ディスプレイなどの今までの仕事内容だけでなく
店全体を見てもらえないか?と依頼を受けたのだ。
初めての挑戦に不安もよぎったが、
順子さんは、やってもいないのに「できない。」とは言わない。
とにかくやってみる。
マニュアル作りやスタッフ育成。
売上まで求められる。
今まで経験のない分野にとまどい、思うようにいかないことも多々あったが、
とにかくできることは、何でも試してみた。
この時期、ビジネス書も読み漁っている。
毎日のようにオーナーとの打ち合わせ。
頭の中はいつもお店のことでいっぱいだった。
楽しいというよりも、苦しい毎日だった。
そんな苦しいながらも一生懸命に頑張っていたこの時期に出会ったのが、 "コーチング" だ。
「これは使えるのではないか。」そう思い、コーチングスクールへ通い始める。
結局、「店全体をみる」という仕事の契約は、終了するのだが、
このコーチングとの出会いが、順子さんの新しい道を切り拓いていくことになる。



コーチングの勉強は最後まで続け、コーチの資格を取得。
順子さん自身も、コーチングのセッションを受けてみた。
セッションの際に、何度も「キラキラ」という言葉を話していた順子さん。
コーチのすすめもあり、「キラキラ向上コーチング」と命名し、ブログもスタート。
セミナーまで開催することに。
順子さんの楽しいトークは好評で、
来年は、月1のセミナー開催にもチャレンジするつもりで準備を進めている。
コーチングの手法で個人セッションを行い、相手のなりたい姿をイラストに描く...
更にそんな未来を描いたイラスト入りの名刺を制作する...

そんなサービスも始めた。
以前から仕事で行ってきた"イラストを描く"ということに
"コーチング"を組み合わせた順子さんオリジナルのサービスは、
依頼者の好評を得て、口コミで広がっている。
コーチングができる人も、イラストを描ける人もたくさんいるが
コーチングができて、イラストも描ける人となるとなかなかいない。
「どんな人だって、自分オリジナルを見つけることができると思う。」
順子さんは、そう話してくれた。




それもすべて、自分をキラキラ輝かせる方法をいつも考え
興味のあることは、マイナス面など一切考えずに何でも挑戦してみる...

そんな順子さんの生き方から生まれたもの。
順子さんの生き方には、"自分オリジナル"、"自分だけのキラキラ"を見つける
たくさんのヒントが隠されているように思う。
実際に順子さんと話をしていると、何でもできそうな気がしてくるから不思議だ。
自分の中の"キラキラ"が、いつの間にか引き出されている。
まずは今、「やりたいけど、できない。」って思っていることに
勇気をもって挑戦してみることから始めてみてはどうだろう。

きっと、あなたらしい何かが見つかるはず。


順子さぁ~ん、素敵なお話をありがと~~~~。




順子さんのキラキラコーチングブログはこちら⇒

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